withコロナの世界

幻冬舎の箕輪さんが「今、自宅待機で暇とか言ってるやつに未来はない」と言っているのを聞きまして。

まぁ、言葉の選び方はともかく、たしかにコロナ後の世界に輝く人たちは、今この瞬間を好機ととらえて着々と前に進んでいるに違いない、とは思うのです。

私も同じように考えていたので、今自分にできることは感染しないことと感染させないことと、あとは自分の武器を磨くことだけだわ、と思って、昔の電話帳かしら?というくらいの分厚くて大きい問題集など買いこんでみましたが、意気込みに反してちっとも進まず・・(^_^;)

 

今やるべきことがはっきり見えている、時間もある、意欲もある(つもり)なのに、なんで???と思って・・

よくよく振り返ってみましたら、どうやら時間の余裕はあるけど、心の余裕がないみたい。

重たい問題集を開いても、ただただ焦燥感や不安感があるばかりで、やるべきことに向かおうという心のエネルギーがわいてこないのね、という結論に至りました。

今日の感染者数の動向も気になりますし、最新のニュースも気になりますが、ここはちょっと不安なニュースから離れる時間も必要かなぁと思います。不安なニュースを処理するのに、心はずいぶんとエネルギーを消費してしまっているようですので。

ところで

新型コロナウイルス騒ぎのニュースで、私たちの周りには急にカタカナ語があふれ始めました。

中には、和製英語と言いますか、そのまま言っても海外の人には通じないものも交じってますが、ちゃんとした英単語が元になっていて、それを知っていれば役にたつものも少しあるのでここでご紹介しますね。

 

1、まずはウイルス

 ウイルスは" virus "でして、スペルを見ていただくとわかるように、発音はウィルスというよりヴァイルスに近いのです。なぜこれが日本語だとウイになってしまったのか謎ですが、海外の人が話しているニュースなど耳を傾けていただくと、ヴァイゥスと言っているように聞こえると思います。

 

2、エンベロープウイルス

ウイルスに関しては先ほど述べたとおりですが、その前についてるエンベロープって何?と思ったことはありませんか?

エンベロープ型ウイルスなのでそのエンベロープをアルコールで壊すと死にます、みたいな。

エンベロープは "envelope" 、訳すと「封筒」とか「包み紙」とかになります。そう、お手紙が封筒に包まれてますよね、あの状態のように、ウイルスの周りを覆っているものがエンベロープ、今回のコロナウイルス、周りの封筒を破ってしまうと死んでしまうみたいで、その封筒の破り方がアルコール消毒なわけです。

 

3、クラスター

 クラスター発生という単語をここ2か月耳にしない日はないわけですが、で、クラスターが「集団」であるということは何となく想像がつくわけですが・・元の意味を知るとちょっとゾッとしますよ

クラスターは "cluster" です。これはブドウのひと房にブドウの実がみっちりついていたり、アジサイの花が一つの茎からみっちりこんもり咲いていたり、と、一か所に同じものがみしっとギューギューにくっついているときに使います。「ひと房のブドウ」は"a cluster of grapes" です。「クラスター発生」と聞いたときに、ブドウやアジサイの花のようなみっしりギッシリ発生した感染者を思い浮かべてください。ほーら、ゾッとするでしょう~~。三密はさけましょうね。

 

4、ソーシャルディスタンス?それともソーシャルディスシング???

ソーシャルディスタンスと言ってる人もいればソーシャルディスタンシング って言ってる人もいる、どっち?と思っている方も多いかもしれません。これ、実はそれぞれ使い方がちょっと違うんです。

ソーシャルディスタンスは social  distance 、social は「社会的な」 distance「距離」で、「社会的距離」

ソーシャルディスタンシングは social  distancing で、さっきはdistanceを名詞として使って「距離」でしたが、こっちはdistanceを動詞として使って「距離をとる」その動名詞で「距離をとること」になります。

まとめると

ソーシャルディスタンスは「社会的距離」

ソーシャルディスタンシングは「社会的距離をとること」

です。

ですから文章の中に入れるとすると

「ソーシャルディスタンス(社会的距離)をとってください」

「ソーシャルディスタンシング(社会的距離をとること)を心掛けましょう」

ということになります。

 

 

先週、理事長が「コロナ後の世界」を見据えて、心を柔らかく・・というブログを書いてくれていました。

コロナ後の世界もですが、どうやらコロナ後の世界が来る前に、「コロナとともに」の世界がしばらく続きそうな雲行きです。

ちょっと待てば2か月前と同じような日常がすっかり戻ってくる、というわけではなさそうですので、アイキャリアビジョンの教室でも、新型コロナウイルス完全収束をただ待つのではなく、そのしばらく続くwithコロナの事態に適応すべく、今まさに準備を進めているところです。

できるだけはやく、また皆様にお会いできますように。

 

posted by 英語担当講師 加純