「サステナブル」は儲かる時代が来た?

ちょっと前から「サステナブルがビジネストレンドになる」とか、「サステナブルは儲かる」とか、もっと言えば「サステナブルじゃないビジネスはもう終わり」とか聞いていて・・

確かに時代ではあるけど、さすがに言いすぎやろ、サステナブルはコストがかかりすぎるし・・・と思ってました。

 

んが!!

この秋になって、ありとあらゆるCMが「サステナブル」を打ちだしてきていて、いやーー、本当やったんやなぁ、と思ってます。

 

・・とここまで来て「サステナブル・・って確かに最近よく聞くけど実はよくわかってません」とか、「サステナブルってなんか"エコ"的なことよね?でも"エコ"と何が違うの?今更誰にも聞けなくて、てへへ・・」

という方のためにちょっと解説します。

 

サステナブル=sustainableで、

sustain(継続する)+able(~できる)で、「持続が可能」という意味です。

なので「サステナブルな世界」というのは、世界をずーっと続けていけるようにしよう、という意味です。

世界とか、ほおっておいても永遠に続く気がしていたのは一昔前まで。今は、地球は温暖化して自然災害は増えているし、エネルギー問題も深刻です。

「サステナブル」という言葉がなんとなく「エコ」と似たイメージを持つのは「サステナブルな世界」を実現するために「エコ」(環境に優しい)が不可欠、要するに企業も、私たち一人一人も、地球にやさしい丁寧な活動、暮らしをすることで、ようやく実現できる、それがサステナブルな世界、だからなのです。

 

ここで冒頭に戻ります。

私が「サステナブルってコストかかる」と思ったのはそーゆーことです。サステナブルな世界をつくるには、地球環境に配慮したエコな活動、丁寧な暮らしが不可欠で、私の中ではエコ=お金かかる、というイメージだったのです。

 

でも、このほんの数日にみたCMのなかに、やたらと企業が「サステナブル」をウリにしているのを目にするようになりました。

たとえばIKEAのCM

町中をころころ転がるペットボトルやプラゴミが、素敵な空気清浄機能付きカーテンに・・・キャッチコピーは「私がうれしい、地球もうれしい」です。

IKEAのHPを見てみると、サステナビリティに対する取り組みのページがしっかり用意されていて、IKEAがいかに地球環境に配慮した取り組みをしているのか、だけでなく、消費者にも地球環境に配慮した生活をしてほしい!というメッセージがこめられています。

 

そして、ユニクロのCM

「シンプルで長く愛せる」とか「本当にいいもの」とか「明日も丁寧に」とか「天然素材100%」とか、サステナブルを深キョンでやさしく押し出しています。

 

・・

正直、ユニクロもIKEAも、私の中ではさほどエコなイメージはありませんでした。大量生産・大量消費、安く買って短く使い捨てる!そんなイメージ。

逆に言うと、ユニクロやIKEAまでがサステナブルを打ち出していかなければ生き残れない時代が来たんだ・・・!という感想です。

もちろん、このような大きな企業がただのイメージで流行りにながれているわけではなく、きちんとしたリサーチをしたうえで「サステナブルは儲かる」という結論にたっして取り組んでいるものと思われます。

 

事実、多くのブランドを抱えるユニリーバでは、サステナブルなブランドとそうでないブランドの両方を多く抱え、その同社の中での比較において、サステナブルなほうのブランドのほうが大きく成長して、ユニリーバ内の79%のうりあげを、サステナブル(環境に優しい)ブランドがしめていたらしいのです。ユニリーバのサステナブルなブランドで、日本でおなじみなのは、Dove(ダブ)、Lipton(リプトン)、Knorr(クノール)、Vaseline(ワセリン)などなどです。・・・たしかに、体に優しい、お肌に優しい、地球に優しい、ってイメージありますよね。

そして、多くの消費者(66%)が世界の消費者の66%が「サステナブルなブランドの商品は割高でも問題ない」と考えていて、ミレニアル世代に絞るとその割合は73%にのぼるというレポートも出ているらしいのです。

ミレニアル世代と言えば、20代半ばから30代半ばくらい、そのまさにバリバリ働いてガンガン消費してくれるであろう消費の中心である世代が、「少しくらい高くてもサステナブルなブランドを選ぶ」と答えるのであれば、それはもう、その世代に魅力的なブランドイメージを築くに越したことはないのです。さらに、エコなものには政府からの支援も得られやすいでしょうし。

 

たしかに、これからのビジネスの流れは「サステナブル」でなければ価値がない、くらいの勢いかもしれませんね。

これまでも巷で聞くことが増えたカタカナ英語の解説をしながら、世の中の流れを見る、とい記事を書いてきましたが、今日から「カタカナ英語から世の中を覗いてみる」というカテゴリを新設して、これからも定期的に発信していこうと思います。

 

今日のキーワードは、サステナブル=sustainable

 

sustainが「持続する」

ableが「可能」

で「持続可能」という意味でした。

地球を、私たちの社会を、子どもたちの未来の時代まで持続可能にしていくため、地球にやさしい活動をしましょう、ということで、やたらと目にしたり耳にしたりするようになった言葉です。

 

最後に、明治のチョコレートのCMで「サステナブルを選ぶが当たり前」というチョコのCM

ほかにもこんなにサステナブル系のCMが・・

あなたも、ちょっと耳を凝らして目を凝らしてみてみてください。どうやら、世の中は「サステナブル」へと、一気に雪崩れているようですよ。

posted by 英語担当 加純