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Go toトラベル???

東京での感染者数増加がいまのところ収まる気配が見えない中、来週からはGo to キャンペーンもはじまるということで、・・はてさて、どんどん遠くに出かけていいものか、それによって自分がウイルスをまき散らしたり持って帰ってきたりすることになりはしないか、と考えても考えても、さっぱりどうすればいいのかよくわからない今日この頃です。

 

なにか、「こっちに向かって進めばいいんだ!」と明らかな目標があれば今を乗り切る力がわいてくる気がするのですが、どこに向かってどう進めばいいのかがわからない日々って、やっぱり精神的にちょっと負担になってるなー、と自分で感じています。

 

みんなが不安に思いながら、それでも経済を止めたままにはしておけないわけで、各スポーツ界も無観客試合ではなくお客さんを入れるようになり、各劇場もお客さんを入れたお芝居の公演が始まった矢先に、劇場内クラスター発生のニュースに、とてもがっかりしています。みんなの心がつらい時こそ、スポーツや芸術の出番のはずなのに、これでまた一歩後退してしまうのは、本当によろしくないと思うのです。

 

そんな中、私も約半年ぶりにお芝居を観ました。

と言っても、劇場に行ったのではなく、ライブストリーミングで、です。いわゆる野球の生中継みたいなのの劇場版、ライブでインターネットで配信されてくるもののチケットを買って自宅で観劇しました。

本当は行きたかったんですけどね、劇場が東京の渋谷なので、この時期出かけていくにはちょっと躊躇する場所でして、私の行動がもとで職場で迷惑をかける、講座に参加される生徒さんに迷惑をかける、ということはあってはならない、と思うとやはりいけませんでした。本当は、全員がそんなことを言い出すと日本の経済は回らない、ということも分かっているんですけどね。

 

苦渋の決断のインターネット配信観劇です。

インターネット回線で送られてくる映像を、パソコンで受信、そしてちょっとでも大きな画面で見たかったので、パソコンと自宅テレビを接続して、こんな感じでテレビに映像を映し出してみました。

作・演出 三谷幸喜

主演・大泉洋

でございます。えぇ、私にとっては絶対に見逃せないのでございます。

 

タイトルの下に(Social Distancing Version)と書かれています。

劇場でのお客さんはもちろんのこと、舞台上がとても大きくブロックに仕切られていまして、演者同士も常にソーシャルディスタンスをキープし続ける、というとても斬新なお芝居でした。

その斬新な舞台上の様子が少し動画で見られます↓

通常ですと3時間を超えない演目で途中休憩が入ることはほぼないのですが、今回はかなり長めの途中休憩もあり、その間換気をしていたと思われます。終演後のカーテンコールもなく、三谷幸喜さんご自身がマイクを持ち「どんなに拍手をいただいても演者はもう出てきません、とっととお帰りください」のアナウンス(笑)

可能な限りの感染防止を心掛け、お客さんにも可能な限り楽しんでいただくという、三谷さんの姿勢を感じることができました。

 

ストリーミングのチケット代は3千円。劇場に行くよりうんとお安いのですが、それでも私と同じ公演を、1500人以上がストリーミングで観劇していたようですので、劇場に入れるお客さんは激減してもチケット代金としてはかなり大成功しているのではないかと思われます。

 

いつの日か、Social Distancing Versionではないものを生で見たいものだとは思いますが、ただただコロナ禍が過ぎるのを待っていることもできないわけですし、ここは知恵とテクノロジーをかき集め、やれることをやっていくしかないのではないかと思います。

 

いまのところ来週から始まる予定のGo to キャンペーンも、はたしてどれくらいの方が移動するのか、また移動した後にどのような結果がまっているのか、今のところ全く見えてこないわけですが、我々市民は、自分で考え自分が正しいと思うことを、お客さんを集めるほうは、可能な限りの知恵と工夫を凝らし、乗り切っていくしかないのだろうなぁ、と思います。

 

さてさて、ケチをつけるわけではないのですが(笑)そのGo to キャンペーン

英語としては、ちょっとどうなんだろう???という気がします。

旅行代金の割引が得られる、というのが 「Go to トラベルキャンペーン」なのですが、そのまま英語で

Go to travel. にするとちょっと違和感があります。

そもそもtravelは、遠方(海外等)への長期旅行をさす言葉なので、今回のように海外には行けない、国内でのちょっとした旅行なら、trip を使います。そして、trip を使うにしても、 Go to とは言わなくて、"Go on a trip"と言います。

このGo to キャンペーンで、中学生が間違って覚えてしまわないか、ちょっと気になったりしています(笑)

 

今日は7月15日

ことしは追い山も見ることはできませんでしたが、そもそもは疫病退散のお祭りです。

昨年の追い山を、新型コロナウイルスさんにも、ささっと退散していただきたい、と願いながら見ることにいたします。

オイサッ

posted by 英語担当 加純