ロンドンに行ってきました③不思議好きの人たち

ロンドンの真ん中の、とてもおしゃれなショップとおしゃれな人たちが集まる場所、コヴェントガーデン。東京で言うと原宿といったところでしょうか。

そのコヴェントガーデン駅から徒歩数分のところに、"The Astrology Shop"というお店があります。"astrology"とは「占星学」のことです。

The Astrology Shopは、その名の通り、星占いに関する専門店。山のような占い関連の書籍は勿論、その他占いグッズがあったり、実際にホロスコープを見てもらえたり、バースチャートを出してもらえたり、タロットカードやパワーストーン、お香や厄除けグッズなども置いているという、そう、ちょっと不思議系のお店です。そんなお店が、にぎやかな街の真ん中に、ひっそりと、というよりは割とドーンと堂々と建っています。そうそう、タロットカードもイギリス生まれなんだそうです。

 

西洋の人たちは、日本人に比べて合理的な考え方をする、というイメージがありますが、イギリスに関しては他の西洋圏の人たちとは、ちょっと不思議なものに対するスタンスが変わってきます。

思えば、「不思議な国のアリス」「クリスマス・キャロル」「ロード・オブ・ザ・リング」そして「ハリー・ポッター」などなど、イギリス生まれの不思議系のお話は枚挙にいとまがありません。

 

イギリスでは現代ではもちろんキリスト教的一神教の考え方も多いのですが、古くはケルト文化の影響を受けていて、万物の中に神は宿り、「霊魂不滅」や「輪廻転生」などの考え方が人々の精神の土壌に残っているようです。「八百万の神」という考え方になじんでいる日本人と似ていますね。

 

ということで、イギリスでは霊の存在を信じる人も多く、観光客むけの心霊スポットツアーなんかもあったりします。

ひとつ、日本と大きく違うところは、、

「幽霊の出る物件は価値が高い」ということ。

日本では、怪奇現象の起きる物件はなかなか住む人が見つからず値下がりする傾向にありますが、イギリスにおいては「霊が出る家」は自慢の種(笑)

築浅の真新しい家が日本では好まれますが、イギリスでは家は大切に修理しながら何代も引き継いでいくもの。そこに刻まれる人のぬくもりや思いや歴史に、イギリスの人々は価値を見出しているようです。

 

ということで、町中のあちこちに心霊スポットがある街、それがロンドン。

実際、一緒に旅行に行った長女は、泊まったホテルの中で夜中に不思議な体験をしたようでした。

不思議と、「怖い」とは思わなかったそうですよ。実際に霊さんが話しかけてきたとしても、英語が苦手な娘にはきっと理解できなかったと思いますが(笑)

 

posted by 英語担当 加純