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瞬間英作文ノススメ

「瞬間英作文」という言葉を聞いたことがありますか?

大人になってから、すっかり日本語のしみついた脳になってから英語を習得するときの方法の一つです。

あなたの頭の中は、日本語の通る道はもうきれいに整備されていて、次から次へとするすると言葉を紡ぎだし、考えたことを即座に、なんなら考える前から口が動いている、口を動かしながら次に話すことを考える、なんていう離れ業までできるようになっていますね。

ところが、その回路は当然のことながら日本語だけの道であって、英語用のものではありません。

 

九州地方は台風が近づきつつあり、今にも雨が降り出しそうなお天気なんですが、

「もし明日が雨なら、家で本を読もうかな」

この文を、即座に英語にして口に出せますか?

 

えーーっと、「もし」を言うにはifだっけ・・

で、それから??主語はなんだろう、「明日?と・・と・・とぅもろーだっけ・・?」

いやいや、天気の話の時は、主語は"it"って学校で習った気がする、、

そもそも雨は"rain"だけど、動詞だっけ?it is rain? ?it rain? いや三単現のsいるんだっけ?it rains? いや、明日の話だから未来形なのか???

だいたいこのあたりで嫌になって「あーーもう、英語意味わからん」と投げ出したくなる人も多いでしょう。

 

答えを言うと

"If it rains, I'll stay home and read some books."

です。

これだけの文を作るにも、

・条件のIF節は未来の話でも現在形

・天候の話は主語はit

・rainは動詞で主語がitの現在形だから三単現のsが必要

・家で本を読む、は家に居て、本を読むに言いかえ

・本は可算名詞だから、冠詞を付ける、もしくは複数形にする

という知識が必要になってきます。

 

言いたいことを英語にして口に出すまでには、多くの迷いや困難を知識でもって乗り越えなくてはいけないですよね。

そうなんです、誰でも最初はそんなもんです。

あなたの頭の中の日本語の回路はとっても整備されていてするする通行可能ですが、

英語の回路は、背丈ほどの雑草に阻まれ、一歩目を踏み出すのにも苦労する状態です。

天気の話は"it"が主語だっけ?と思った時点で一本の大きな雑草を抜き地面を踏みしめ

次は動詞だ、rainだっけ?というあたりでまた次の絡まった蔦をなぎはらい一歩踏む。

 

最終的に英語を話すようになるまでには、この道を何度も何度も通って、踏みしめ踏みしめしているうちに、雑草がなくなり、地面が固くなり歩きやすくなってくるわけです。

この、雑草をなぎはらい何度も足もとを踏み固める練習を可能にしてくれる、

難しい文法事項を、一生懸命頭で理解するのではなく「慣れ」により身に着けていくことを可能にしてくれる

それが「瞬間英作文」です。

 

最初は、とても面倒です。なんせ目の前には自分の背丈ほどもある雑草が生い茂ってますから。

でも、繰り返すうちにその道はするすると通れるようになり。

そのうちに、別の道も通りやすくなり。

そうこうするうちに目の前が開けてきて、元々の日本語の道を出発点にすることなく、最初から英語の道へポンとワープできるようになります。

 

大人になってからのやり直し英語には絶対的に効果のある「瞬間英作文」ですが、ただ、最初は雑草が多くて道を一歩踏むのもとても大変なもんですから、嫌になって挫折してしまう人が多いのも事実です。

 

挫折しないためには、いくつかコツがあって

まずは、ものすごーーーく簡単な文から始めることです。

「もし明日が雨なら、家で本を読もうかな」を最初から言えるようにするのではなく

「これは良い本です」"This is a good book."程度からはじめましょう。

 

いやいや、さすがにこれは簡単すぎるやろ、と思いましたか?

 

では

「あれは面白い本ですか?」を考えずに英語で言えますか?

 

"Is that an interesting book?"

 

です。

1秒以内に言えましたか?

疑問形だからbe動詞を前に出して、「あれ」だから"this" じゃなくて"that"かな、なんて思っているうちに3秒は過ぎてしまいますね。

でも、考えていいのは1秒です。それ以上の空白が空くと、いざ実際に話すときには変な間が生まれます。

 

もうひとつ、チャレンジしてみましょう。考えるだけじゃなくてちゃんと声に出してくださいね。

「あの女性はフランス人ですか?」

       ↓

       ↓

       ↓

Is that woman is・・・

と、isを2回言ってしまいそうになりませんでしたか?

正解は、

Is that woman French?

 

です。

私たち大人は、学生のころに英語がそこまで苦手ではなかった、という人でも、「話す」という練習をほとんどしてきていない世代です。だから最初は、あきれるほど単純なところからスタートする必要があります。

でも、瞬間英作文の練習を数か月毎日するだけで、本当に驚くほどの成果が出ます。

 

ためしに「瞬間英作文」で検索してみてください。多くの人がこの方法がとても有効だ、と言っているのがわかりますよ。

 

興味を持っていただけましたか?

 

とても効果のあるこの瞬間英作文、一人だと挫折しやすいところが唯一の難点。

そこで、 

アイキャリアビジョンでは、毎週水曜日に

この一人ではどうしても挫折しがちな瞬間英作文に、みっちり60分取り組むクラスを開講します。

講師がポンポンと日本語を投げかけるので、できるだけすばやく英語にして打ち返す練習です。

講師の日本語はバッティングマシーンの球だと思って、

大きく空振りしても、うっかり見送ってしまっても全然かまいません。

とにかく初めは一言でもいいので口に出して、2球目は二言、3球目も二言、4球目でようやく三言、くらいのつもりで、英語に体当たりしてみませんか?

 

お客さんみたいに黙って座っているだけの60分にはしたくないので、完全少人数制で、定員は6名までにしようと思います。

通えるのは不定期でも構いません。

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posted by 英語講師 加純