こんな時だから遠くを見てみませんか

このように世の中の緊迫感があがってくると、どうしてもストレスが溜まってきますね。

〇〇のせいだ、と誰かや何かを責めたい気になってきます。

ストレスコントロールは私の担当ではないので、詳しくはマインドフルネス講師のケイコ先生や、カウンセラーの理事長の守備範囲なのですが、英語講師なりに、最近ちょっと思ってることがあります。

それは・・・

世の中に不満や不安が溜まったときに、海外ニュースを見るとちょっとホッとする・・

ということ

もちろん、世界的なパンデミックですから、どこかの国がコロナ禍を忘れさせてくれる、というわけではありません。なんなら逆に、新型コロナウイルスがあまり流行ってない国を見ると、なんで我が国は！とストレスが高まることだってありそうです💦

が、世界中、どこを見渡しても程度の差こそあれ同じウイルスに苦しめられています。

自分たちだけじゃない、と思うとホッとする、という単純なこととも違う気がします。

自分の国よりひどい状態にある人を見てほっとする、と言うみもふたもないことでももちろんなく。

ただ、同じウイルスに苦しめられながらも、どの国も歩みを止めず、混乱しながらも前に進もうとしている。

その姿を見ることができると、なんだかホッとするんじゃないかと思うんです。

アメリカでは政治の混乱とコロナ禍のダブルパンチでとんでもないことになっています。政治の混乱も、コロナ禍によるストレスときっと無関係ではないですね。

次期副大統領になるカマラ・ハリスさんがファッション誌ヴォーグの表紙を飾ることになり、なかなかかっこいいのですが、写真に写った顔色が実際より明るく加工されてるんじゃないか、初の黒人女性副大統領への侮辱である！みたいな声も高まっていて、それに対してヴォーグ編集長が反論、みたいな記事がガーディアン紙に出てました。

シュワちゃんこと、アーノルド・シュワルツェネガーさんがTwitterに公開した動画もとても胸に響くものがありました。

7分もあるながい英語の呼びかけなので、

日本語でサクっと知りたい方は、TBSニュースさんがこちらにまとめてくれています。

トランプ大統領を批判する動画ですが、シュワちゃんはトランプ大統領とおなじ共和党なんですよ。政党がどうであろうと正義はこうだ、という自分の幼いころの経験を吐露しながらのシュワちゃんの心からの言葉が胸を打ちます。

イギリスのニュースを見ると、イギリスでみつかった変異種のことを堂々と“new UK variant”「イギリス変異種」と呼んでいて、あいかわらずこの国の人たちは鷹揚だなぁ、なんて思います。他の国が気を使って「イギリスで見つかった変異種」と濁しているのに、自分たちで「イギリス変異種」なんて名前つけて自分でそう言っちゃうのね。

変異種の広がり方を見ると笑い事ではないのですが、ちょっと笑っちゃいました。

私は専門家ではないですが

意識の視点を、自分の周りではなくちょっと遠くに飛ばすことで、ちょっと深く呼吸ができたり、気が軽くなったりするのなのかもしれませんね。

ということで、

ケイコ先生に教えてもらった、癒しの動画をどうぞ（笑）

この子のように

ちょっとつまづいたって飄々と淡々と、

なにごともなかったように、前に前にすすみたいものですね。

posted by 英語担当　加純

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