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新しい常識の時代

ドイツのホームドクター制度がテレビで紹介されていた。

 

 常々、具合の悪い人が早起きして病院に自ら出向いて待合室で長い時間待つという、日本の病院の常識が、どうも納得できないでいた私は「これこれ!」と思った。

 ホームドクターが決まっていて、具合の悪い時には電話やネットで問診や診察が受けられるというもの。そして医師が必要とした場合に来院するということだが、本当は、動けない人や高齢者には医師が訪問してくれるシステムのほうがいい。現在の日本でも訪問診療してくれる街のお医者さんはわずかながらいらっしゃるようだが、医院を運営しながらでは身が二つ無いと難しいことだ。医療の制度改革が必要だと思うし、医療を受ける人々の方も、「何か変だったらお医者さんに診てもらえば安心する」と安易に考えるのではなく、自分の身体を守るための知識や行動の仕方などの意識の改革も必要だろう。

 また、今は常備薬が必要な病気などは、毎回医師の診療がないと薬を出してもらえなかったりするから、緊急の症状でなくても病院に行かなければならない。これも、テレビ電話で診察して薬を送付してくれるようになると、病院の待合室も随分人が減りそうだ。

 もちろん、今はまだ高額の検査機器を使った診断は大きな病院に行かないとできないが、今後は5Gの技術を使えば、もっといろいろなことが出来そうだ。

 「一人暮らしで病気やケガに見舞われる」不安にも対応できる。

 これからますます一人暮らしの高齢者は増えるだろうし、先日も一人暮らしの若者が髄膜炎でなくなったというニュースがあったように若者にも一人暮らしのリスクはある。

 

 私たちは目に見えない技術を通じて人と人がつながっていく時代にいる。SNSというコミュニケーションの分野だけではなく、心身の面にも拡がっていく新しい常識が早くやってきてほしい。

 posted by 篠扶

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コメント: 2
  • #1

    じゅざきかずみ (月曜日, 30 3月 2020 13:55)

    私も常用してる処方薬があって、その為だけにこの時期待合室にいなきゃ行けないのは嫌だなーと思ってるところです。

    5Gで何ができるのかはまだまだ理解出来てないのですが、これを機に医療の在り方も変わるといいですね

  • #2

    篠扶 (月曜日, 30 3月 2020 16:04)

    歴史を振り返っても、あの危機があったからこの技術が進んだということはよくありますよね。「転んでもただでは起きない」のが人間のすごいところかも。