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どんな資格も無駄じゃない!

「どんな資格を取ったら就職に役立ちますか?」

 就職支援をしていると良く質問されることです。中には「あ~○○なんて資格取っても就職に役に立たないよ!」なんて人から言われたと言う人もいます。

 声を大にして言いたいのですが「どんな資格でも勉強をして役に立たないなんてことはありません!」

 

 とはいえ、世の中にこの資格を取得すれば必ず就職できますという資格はないと言えるでしょう。何かの仕事をする為に必ず取得する必要のある資格というものはあります。医者や学校の教師や弁護士等々ですね。けれども、それらの資格を持っている人が必ずその仕事をしているかというとそういうわけでもありません。

 また、雇用する側からいえば、業務を遂行する上で必要な資格を持っている人を雇いたい。けれども、もちろん意欲と能力と組織との相性を考えて合否を判断するでしょう。

 つまり、資格をとれば仕事が付いてくるわけではなく「どれくらいその仕事に本気か」ということのほうが大切なわけです。

 ところで、「資格取得」のきっかけは仕事以外ということも多いですよね。趣味で続けていることの能力を試してみたいとか、何かにチャレンジすることに楽しみを見出す方もいるでしょう。

 

 どちらにしても、お伝えしたいのは「資格の勉強は役に立つ」ということです。

 

 資格の勉強の面白いところは、たとえ「合格」(合否の無いものは前より良いレベル)という目標が達成されなかったとしても、必ず得るものがあるというところです。

 それは「その分野での知識が前より増えること」はもちろんですが、それ以外にも好きなことをする時間を削って勉強した「忍耐力」だったり、試験日までの「計画性」や勉強の仕方の「段取り力」、試験の結果によっては「問題点の洗い出し」や「その対応力」等々その他にも得るものは人それぞれですが、真剣であればある程「初めて見えてくる自分」と「これまでになかった自分」を見つけることが出来てしまうのです。

 そのことは、資格の名前以上に私たちに力をもたらしてくれます。

 

 そしてとっておきは、合格したその時、ひとつの世界が拡がるということです。

 

 それはどう使おうとあなたの自由なのです。つまり、新しい世界の扉の前に立って「達成感」をじっくり味わった後、満足して扉を閉めるか、開いた扉の先にあるスタートラインまで歩いていって先を眺めるのか。

 

 私事ですが、私の場合は遥かな道のりの先を眺めてめまいを起こしつつ、休み休み歩いている感じです(笑)その道のりの中では、あの扉をくぐらなければ決して出会えなかった景色がずっと拡がっていて、人々がいて、自分自身の不思議な変化を楽しんでいます。

 

 posted by 篠扶