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経験と心の大掃除のすすめ

 早いもので12月も半ばを過ぎてしまいましたね。

 年末と言えば大掃除!最近では「大掃除はわざわざ寒い年末にしなくてもよい」という意見もあって、掃除嫌いの私は「そうよね!」と思うわけなのですが、とはいえ、時期は何時にするにしても1年に1度はしておいたほうが良いものだとも思います。普段は見えない部分や見ないことにしている(?)ほこりは積もり積もってしまうので「この機会にちょっと頑張ってすっきりしよう!」というけじめの時間は必要な気がします。

 人生も同じで、毎日それぞれに「頑張って」あるいは「なんとなく(?)」日々過ごしているわけですが、日々の様々な事柄は過ぎ去って消えていくようで、実は私たちの記憶の深いところで無意識として残っていきます。実はそれが心のフィルターとなって周囲に起こってくる状況を漉しとって、私たちに現実として受け取られているのだという心理学の考え方があります。

 そう考えて想像してみると、もやもやとした黒いほこりにまみれたフィルターでは、心身の健康によくないに違いありません。そこで、経験と心の大掃除をお勧めしています。年末には限りませんが、期間を決めて自分の歩みを振り返り、何を溜めてきたのかを整理する作業をしてみると、心のフィルターもすっきりして新鮮な空気を通すようにクリアな現実を創っていけるのではないでしょうか。

 どんな人にとっても、毎日が良いことばかりというわけではありませんから、「振り返る」作業は時にはつらいこともあります。ここで押さえておきたいポイントは【過去】は「今起こっていることではない」ということです。

 「あの時何をもらったのだろう」「どうありたかったのだろう」そんな問いかけをしてみてください。その作業が過去に意味を与えてくれます。そしてその時の自分に対しては日々を良くするための工夫や努力や辛抱をしっかりほめてあげてください。そして与えられたものをしっかり喜んで受け取ってみてはいかがでしょうか。

 家の大掃除をしていると「あの時なくしたと思っていたあれだ!」なんていうものが見つかるときもありますよね。経験と心の大掃除でも、思いがけずうれしいものが見つかるかもしれません。

 

 家の大掃除と同じで少し時間はかかりますが、力と気合はいりませんので、ゆっくりお茶を飲みながら、あるいはコタツでみかんを食べながら、はたまた好きな音楽を聴きながら、これまでの歩みをじっくり見直してみるのはいかがでしょうか?

 

posted by メンタルサポート担当 篠扶